auのサブブランドであるUQモバイルには、あまり知られていませんがデータ通信用のSIMカードの取り扱いがあります。このSIMカードは、サブブランドとして快適な通信速度がありながら、低価格で運用できるSIMカードなので、LTEが使えるタブレットで使うにはぴったりなプランなんです。
今回は、このUQモバイルのデータ通信プランをタブレットで活用するメリットについて、説明していきたいと思います。それでは行ってみましょう。
目次
データ通信プランとは?
UQモバイルが推しているプランは「おしゃべりプランS、M、L」で、他のプラン情報はホームページを見ていてもほとんど出てきませんが、実はデータ通信プランというものがあります。データ通信プランは、申し込み画面で出てきます。
このデータ通信プランでは、おしゃべりプランと同等のスピードを、持ちながらデータ通信3GB/月ができるプランです(データ高速プランなので、もちろん音声通話は付いていません)。
データ高速プランの通信量のプランは3GBのみなので、とても分かりやすい。しかも、980円/月で使えます。しかも、2年の間で値段は変わりません。UQモバイルのスピードを生かしながら、この月額料金で運用できるのはすごくメリットがあると思います。
データ高速プランのメリットは解約金がないこと
間違いなく、この解約金ゼロが一番大きなメリット(※音声通話付は解約金がかかるので注意)。同じサブブランドのY!mobileにもデータ通信プランはありますが、こちらには解約金がかかります。
また、Y!mobileには「SIMスターターキット」というプランもあります。スターターキットの場合は解約金がかかりませんが、980円で1GBのみとなっていて容量は少なめです。
これらを考えると、同じサブブランドのY!mobileと比較して、3GBで月額980円で使えて、解約金のないUQモバイルのデータ通信プランの方がメリットが大きいですね。
昼の通信速度は?
下記の通信速度測定結果はUQモバイルのデータ通信プランを使って、XperiaZ5で測定した結果ですが、昼間でも40Mbps越えでめちゃめちゃ速いです。
データ高速プランだから遅いということもなく、安心して昼間(12:00~13:00)も快適に使えるのが、UQモバイルのデータ通信プランのメリットです。
欠点は3GBのプランしかないこと
タブレットでのデータ通信量が多い人には、残念ながらUQモバイルは向きません。その理由は簡単で3GBのプランしかないから。
そういう人は、大容量プランのある格安SIMを選ぶか、Y!mobileのポケットWi-Fiを使って通信する方が良いかと思います。
対応しているタブレットの確認を
UQモバイルはau系の格安SIM。docomo系に比べて、対応しているタブレットが少ないことに注意しなければなりません。タブレットの対応表は、公式プランで書かれているので、確認してみてください(下記リンクから、端末種別で検索を「タブレット」にすると一覧が出てきます)。
動作確認端末一覧|UQmobile|格安スマホ・格安SIMのUQmobile
確認するのにめんどくさいなぁ、という人にオススメのタブレットもまとめてみました。中でも、ASUSのタブレットは結構オススメ。価格も安いし、性能もそれなりなので、使い勝手が良いです。
XperiaZ4は、au端末なので、中古で手に入れる事が前提ですが、予算に余裕があるなら断然おすすめ。スタイリッシュで高性能なので弱点がありません。
iPad(Pro、mini)は使える?
残念なことに、公式情報で使える端末の中には入っていません。次回の記事で、iPad Proを使って検証する予定にしているので、更新をお楽しみに。
UQモバイルとタブレットの組み合わせまとめ
タブレットを時間を問わず快適に使えるなら、一番メリットが大きいのはやっぱりUQモバイルだと思います。格安SIMは現状ではどのプランでも昼間の速度は落ちてしまいますが、UQモバイルは落ちません。
またY!mobileにも同じようにデータ通信プランがありますが、解約金、通信量に対する月々の値段の事を考えると、UQモバイルのデータ高速プランほどのメリットはないのが現状です。
もし、どの時間帯でもキャリア並みの速度で快適に、そして月々の料金を安くタブレットを使いたいなら、現状ではUQモバイルのデータ通信プラン一択ですよ。